ぷれジョブとは・・・
ぷれジョブとは、障害のある子どもが地域のジョブサポーター(ボランティア)と、地域の企業で半年間(1週間に1回1時間)、お仕事を体験する地域活動です。
また、月に1回、定例会で活動の発表をします。
(平成15年に岡山県倉敷市で誕生し、今では全国23*都道府県に広がっている活動です。*平成29年6月現在)
ぷれジョブまつど実行委員会
会長 古川 亮 より ご挨拶
私が障がいのある方の支援を行ってきた中で強く感じる事は、社会に羽ばたこうとしている時に様々な壁があり、その壁を取り払おうとしても周囲の理解を得る事が非常に困難な場面が多くあります。まだまだ偏見等があるこの問題に対して、障がいのある方々が地域で暮らし、地域で役割を担い、障がいのあるなしにかかわらずお互い助け合う環境づくりが出来れば解決の道が開けてくるのではと感じています。
その解決の一つとして、「ぷれジョブ」の趣旨である地域の方々が、障がいのある子供たちの職場体験を通して、障がいについての気づきや学び、考える時間が持てる事。その立場を越え、本来の地域活動を再構築していく事や生れた地域にそれぞれの役割を持ち、それぞれの命がよろこぶ事を目指す活動。この趣旨に共感し、松戸地域でも立ち上げよう考えました。
立ち上げには松戸市自立支援協議会就労支援部会として実行委員会を組織し、同じ千葉県で活動している「ぷれジョブ木更津」様からの情報提供・見学会・勉強会などを実施しながら試行錯誤で進めてきました。また、この活動の始まりである岡山県倉敷の西幸代先生にもご講演いただいた後、具体的な活動をスタートしたのが「ぷれジョブまつど」です。
まだ、松戸地域では歩き始めたばかりですが、ぷれジョブを皆で広め、皆で地域をつくり、共生社会の実現に向けて取り組んでいきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
目指していること
障害の有無にかかわらず、共に助け合うことの出来る地域社会(共生社会)の創造。
ぷれジョブまつどは事務局もサポート企業も、全てボランティアで活動しています。地域のかたと一緒に、のんびり楽しく続けながら、子どもたちの成長を見守る地域の輪を創る・・・そんな活動を目指しています。
ぷれジョブ7箇条と
全国ぷれジョブ連絡協議会
第1条: ぷれジョブは、特別な支援の必要な子が地域で就労体験をすることを通じて、障害の有無にかかわらず、共に助け合うことのできる地域社会を創る活動です。
第2条: ぷれジョブは、無償のボランティアによる活動です。
第3条: ぷれジョブは、小学校5年生程度から高校3年生程度までの障害のある子が地域に居住するジョブサポーターに支えられながら就労体験をする活動です。
第4条: ぷれジョブは、ぷれジョブ活動に賛同する企業において、原則として、1週間に1度、毎回1時間程度、ほぼ6か月の期間にわたり、障害のある子が就労体験をする活動です。
第5条: ぷれジョブの活動を行う場合には、損害賠償責任保険に加入します。
第6条: ぷれジョブ活動を行った場合、毎月1回程度の割合で定例会を開き、障害を持った子、保護者、学校の担当者、サポーター、企業の関係者らが集まって、活動報告を行う。
第7条: ぷれジョブの活動行うに当たっては、障害のある子のプライバシーに十分に配慮する。
一般社団法人ぷれジョブ のホームページ ⇒ https://www.purejob.net/
是非ご参加下さい!
ぷれジョブまつどは地域の皆様のご協力が無ければ成立しない活動であり、就労支援などを行う障害福祉サービスを提供する事業ではありません。チャレンジする子ども、保護者、ボランティアのジョブサポーター、協力いただく企業や職場、実行委員など、関わる全ての方で創りあげる「地域活動」です。